熱収縮直線接続材料 3300V 単芯用JHVS 1111
JHVS単心用3.3/6.6kV架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル用
熱収縮直線接続処理材料
JHVSは、3.3/6.6kV/架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル用熱収縮直線接続処理材料の製品名称です。
JHVSは、欧米諸外国で30年以上、国内では20年以上使用実績のある、高い信頼性を持つ熱収縮材料で構成されています。
JHVSは、極限まで材料点数を削減。合理化を図ったエコロジカルな製品です。
適合ケーブル
3.3/6.6kVCV(E)-単心/CV(E)-TEM-CE-単心/ EM-CE-T
材料点数が少なく、また混和物等を使用しないドライタイプなので作業時聞を低減できます。同時に作業信頼性も向上します。
仕上り外径、仕上り長がコンパクトで直線接続部の占面積を抑えられ、周辺設備(トラフ、ラック等)が低減でき、トータルで経済的です。
敷設環境条件(垂直、水平、傾斜等)を選ぱず、施工、取付けが可能です。
ゴム拡張性品等とは異なり材料保管に期間制限がないの
で、長期保管が可能です。また、材料自体が軽量なので取扱いも容男です。
最外層に使用されている厚肉熱収縮チューブ、の内面には、予めホットメルト接着剤が塗付されており、加熱収縮時に溶けてケーブルシースに密着します。この接着剤は、常に半硬化の状態でその界面に存在し、ヒートサイクル下でもチューブ、層と共に密着・追随して完全な防水構造が得られます。
施工後直ちに耐圧試験や通電が可能です。
導体公称断面積(mm2) | キット番号 | |
3.3kVケーブル | 6.6kVケーブル | |
14 | JHVS1101 | JHVS2101 |
22 | JHVS1102 | JHVS2102 |
38 | JHVS1103 | JHVS2103 |
60 | JHVS1104 | JHVS2104 |
100 | JHVS1105 | JHVS2105 |
150 | JHVS1106 | JHVS2106 |
200 | JHVS1107 | JHVS2107 |
250 | JHVS1108 | JHVS2108 |
325 | JHVS1109 | JHVS2109 |
400 | JHVS1110 | JHVS2110 |
500 | JHVS1111 | JHVS2111 |
※ (CVT)トリプレックスケーブルには、本キットを3組ご用命ください。
JCAA (社団法人日本電力ケーブル接続技術協会)性能規格6,600V架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル用直線接続部JCAA A 305に準拠します。
試験項目 | 規格値 | |
3.3kV (JCAA A 203) | 6.6kV (JCAA A 305) | |
商用周波長時間耐電圧 | 10kV 1時間(35kV10分間)に耐えるとと | 35kV 1時間(69kV10分間)に耐えること |
雷インパルス耐電圧 | 75kV(負極性)3回に耐えること | 95kV(負極性)3回に耐えるとと |
商用周波部分放電 | - | 6.9kV(電圧上昇時)5.3kV(電圧降下時)で10pC以下のこと |
通電温度上昇 | 105℃ 3時間3回で異常の無いこと | 105℃ 3時間3回で異常の無いこと |
長期課通電 | - | 1OkV 90℃ 30回に耐えること |
気密 | 98kPa(外水圧)1時間で異常の無いこと | 98kPa(外水圧)1時間で異常の無いこと |
引張強さ | 導体断面積x69MPa以上のこと | 導体断面積x69MPa以上のこと |
※ 商用周波長時間耐電圧試験における( )内の値は、通電温度上昇後に行う値とする。
①保護防水チューブ | ⑥クリーニングティシュー |
②絶縁導電性チューブ | ⑦電界緩和マスチック(長) |
③メッシユテープ | ⑥電界緩和マスチック(短) |
④スプリングクランプ | ⑨鏑箔接着テープ |
⑤圧縮導体接続管 |
作業手願書ESD-3262をご確認願います。